工事を始めるにあたり
設計図書(設計図)の配置図面での、
建物の位置を敷地に水糸(建築金物店で販売しています。)で表示します。
又、建物のX軸Y軸を水糸で張り工事監理者に確認してもらいます。
それと。高さの基準となる、GL(グランドライン)を決めて
そのラインの1メートル上がりの位置を近くの不動の物に目立たないように印をつけます。
電柱によく印をしました。
縄張り・水盛・遣方とは?
建築現場で建物を正しい位置・寸法で施工するために欠かせないのが「縄張り・水
盛・遣方」です。施工管理技士の仕事や現場監督として最初に覚える基礎作業の一
つであり、建物の精度や仕上がりを大きく左右します。
- 縄張り … 建物の位置を地面に縄やチョークで示す作業
- 水盛り … 建物の基準となる水平高さを決める作業
- 遣方 … 建物の柱や壁の中心線を杭や貫板で示す作業
この3つは建築工事の最初のステップであり、「基礎工事の精度を決める重要工程」
です。
縄張りの流れと注意点
- 敷地境界を確認する
- 建物の配置図に基づいて建物の位置を地面に写す
- 杭やロープで建物の輪郭を明示する
ポイント:隣地との境界を誤ると「越境」「建築確認違反」になる可能性があるた
め、測量士や設計図との整合性を確認することが大切です。
水盛の手順 - 基準点(BM:ベンチマーク)を決める
- 水盛管やオートレベルで水平高さを確認
- 基礎の根切りや床高さの基準を設定する
ポイント:基準点は動かない構造物(電柱・道路境界杭など)を利用すると安心で
す。
遣方の設置方法 - 建物の外周に杭を打ち、貫板を取り付ける
- 貫板に墨出しをして建物の中心線を示す
- 掘削や基礎型枠が始まっても基準を保持できるようにする
ポイント:遣方は「工事中でも基準がわかるように設置する」ことが重要で、強風
や重機で壊されないよう補強が必要です。
施工管理技士試験にも出る重要ワード
建築施工管理技士(1級・2級)の学科試験でも「縄張り」「水盛」「遣方」は頻出分野で
す。特に
- 水平を確認する方法(オートレベル・水盛管)
- 遣方の役割
- 建物の位置確認方法
などは過去問にも多く出題されています。受験勉強の際は実際の現場写真や動画と
合わせて覚えると理解が深まります。
まとめ
建築施工管理の基本である 縄張り・水盛・遣方 は、建物の位置・高さ・寸法を正しく
示すための必須作業です。現場の精度を大きく左右するため、施工管理技士を目指
す方や新人現場監督は早い段階で理解しておきたいポイントです。
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